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肺がんの原因!?PM2.5を吸い込むと6日間で肺が真っ黒って本当?

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2014年2月下旬、中国の大気汚染が過去最悪の水準に達し、
再び「PM2.5」という言葉に注目が集まっている。

中国の経済発展に伴う大気汚染は、昨年から大きく報道されるようになり
表面化。その汚染物質の数値を表す言葉として使われ始めたのがPM2.5だ。

大気中気中にはたくさんの微粒子がただよっており、
この内、直径2.5マイクロメートル以下の特に小さいものをPM2.5という。
PM2.5には、炭素や窒素酸化物、硫黄酸化物、金属を主な成分と
する物質など、体に入ると健康に悪いものがたくさん含まれているため、
ひと言でわかりやすく表現するならば、「人体に悪影響を及ぼす微粒子」と
いえるだろう。

主な発生源はボイラーや焼却炉などから煤煙を吐き出している工場や、
鉱物の堆積場など粉塵を排出する施設。
ほかにも、自動車や飛行機など排ガスを出すものは、
すべてPM2.5の発生源となっている。

「微小粒子状物質」と呼ばれるように、その特徴は非常に小さいこと。
大きさは髪の毛の太さの30分の1程度しかなく、気管を通って肺の奥深くまで
入ってきやすい。恐ろしいことに通常のマスクでは簡単に通過してしまうので、
最近では高価なPM2.5専用のマスクも出回っている。

では、PM2.5は人体にどのような影響を及ぼすのか。
呼吸器系や循環器系に悪影響を与えるため、
大量に吸い込めば肺炎や肺がんのリスクが高まるといわれている。

世界保健機関(WHO)は、PM2.5などの大気汚染物質に
よる発がんリスクを最高レベルに分類。また、
ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームは「PM2.5
高濃度の地域ほど、心臓発作を起こした患者の死亡率が高い」と
報告している。

中国ではすでに深刻な人体への影響が現実化。
江蘇省に暮らす8歳の少女は肺がんを発症し、中国メディアは
「華東地方で最年少の肺がん患者」と報じた。
これまで肺がん患者は50代以上に集中していたが、
若年層の患者が増えているという恐ろしいデータもある。

中国の復旦大学の研究グループは、PM2.5を吸い込んだ
ラットの肺がわずか6日で真っ黒になるという研究結果を発表。
このグループによると、「いったん肺が真っ黒になったら、
どんな治療を施しても回復はほぼ不可能」とのこと。
今、我々が対策できるのは、可能な限り「吸わない」こと以外には無い。

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