膵臓がん治療の新薬「NC-6004ナノプラチン」?

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シスプラチンは、現在、世界ですい臓がんの治療に広く使われている薬剤。
その薬効により各領域のがん化学療法の中心的薬剤となっています。
細胞内のDNAと結合することでDNAの複製をさまたげ、分裂、増殖を抑えて死滅させます。

シスプラチンは高い抗腫瘍効果を持つものの、激しい副作用があることが知られています。
最も深刻なものは腎不全などの腎臓機能障害です。
腎毒性軽減のために投与の際には長時間にわたる多量の輸液による水分補給(ハイドレーション)が
必要なことから患者さんの入院が余儀なくされます。
さらに、悪心・嘔吐や食欲不振などの消化器症状もかなり強く現れます。

シスプラチンの持つこれらの副作用を軽減し、
かつ抗腫瘍効果の増強も期待できる新薬の開発「NC-6004」しました。
2008年3月に英国において第I相臨床試験を終了しており、
現在、Orient Europharma社で臨床試験を進めている。

また、国内では2012年10月に日本国内で第I相臨床試験が開始された
という情報が報告されています。

第I相臨床試験とは、健康な成人ボランティア(通常は男性)に対して
開発中の薬剤を投与され、安全性(人体に副作用は無いか)を中心に、
薬剤が体にどのように吸収され排泄されていくかといったことを確認します。
大学生やフリーターなど志願し試験を受けているのがこの段階です。

まだ、市場に出回るのは、ずっと先ですね。

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