癌手術のホントのところ

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癌手術がちょっと気になっています。

Q:大腸癌の術後について教えて下さい。今月、25日の火曜日に祖母(88歳)が大腸癌の手術をしました。高齢だし内視鏡手術を出来れば良かったのですが、癌の場所が小腸のすぐの所なのと、あまりの大きさからいって開腹手術になりました。いざ開腹してみたら、組織が一部、壊死仕掛けていたらしいので、結果的には開腹手術で良かったねって話になり、手術当日~翌日も元気そうで安心してましたが、30日(日曜)に微熱(37.7くらい)が出始め、本人は大変寒がって看護婦さんに電気毛布を2枚貰っても、まだ寒いと言ってます。そこで質問内容としては、【術後の熱って、微熱の範囲内なら心配するほどのことでも無いの?】です。詳しい話を先生に聞きたかったのですが、先生不在の為、今日は帰ってきました。自分でもネットで『大腸癌 手術 熱』などのキーワードで調べました。手術直後の熱は通常ですが、術後3日以降に38.5度を越す熱が出た時は、感染症の可能性を考える必要があると書いてありました。歳も歳なので、心配です…。もちろん、今日お見舞いに行った際に、説明して貰おうとは思っています。だったら知恵袋なんか頼らず、先生の説明を聞けばいいじゃないか。と思われるかもしれませんが、その先生をいまいち信用出来ないので、質問させて頂きました…(汗)理由は…書ききれませんが…主に、手術説明会の時間連絡ミスや、手術前日になって弱気発言をかましたり、便が出ない患者に手術前日まで浣腸しなかったの?と思える出来事や、まぁ地元の評判も悪い病院だということも重なり……なので少しでも、ご助力頂けると幸いです。出来るだけ沢山の意見を聞かせて頂ければと思います。宜しくお願いしますm(_ _)m
A:術後の発熱に関するあなたのピックアップした情報はほぼ正確と言えます。「術後3日以降に38.5度を越す熱が出た時は、感染症の可能性を考える必要がある」→その通りです。高齢者の場合は体の反応性も考慮すると、37.5℃以上の発熱でも要注意です。当然、感染症を想定した対処が始まっていると思いますが、必要な検査を行い、原因を探ると共に抗生剤の投与を開始すべきでしょう。教科書的に、術後の感染症は・・・windwoundwater直訳すれば、「風」「傷」「水」です。すなわち、「呼吸器」「術創・手術部位」「尿路」の感染症が頻度として多いです。腹腔内の腸をつなぎ合わせた「吻合部」や開腹手術の傷である「創部」は外科医として当然チェックします。整理しますと・・・・手術部感染→腹部(造影)CT→創部皮下や腹腔内の膿瘍のチェック・呼吸器感染→胸部X線→肺炎・無気肺のチェック・尿路感染→検尿あとは、中心静脈カテーテルが入っていれば、カテーテル感染による血流感染も考慮すべきです。頻度は低いですが、高齢の女性の場合、子宮留膿腫といって子宮の中に膿が溜まって熱源となる事もあります。さて・・・主治医を信用していないというのは、穏やかじゃありませんね^^;まあ、患者さんや家族に信頼してもらえない医者というのも、どうかと思いますが、どうして、医者と患者・その家族は敵対するのでしょうね。医者も人です。ちゃんと話しをして、コミュニケーションを取れば話しは通じるはずです。むしろお互いがそういう努力をするべきです。先生のことはおばあちゃんも信用していないのですか?だとすれば、患者さんにとっても不幸なことです。おばあちゃんの快癒を心よりお祈り致します。
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